驚異的な貸付時の情報収集 その２
こんなこともある。
僕「タモカミ健康器具販売の遠藤と申しますが、お孫さんの山崎伸二さん（サラ金借り入れ申し込み者※仮名）から紹介いただきましてお電話差し上げました」
おばあちゃん「あぁ、伸二から、それはまあまあ」
審査前の偽セールス電話で本人は親族と連絡をとっているのか、現在はどんな人物なのかの情報が取れる。のだが…
おばあちゃん「健康器具ねぇ～」
僕「そうなんですよ、器具を使って肩こり解消できますよ～。お孫さんの伸二さんとは連絡とったりしてるんですか？」
おばあちゃん「わたし肩がすごくコってね～ へー器具を使ってねぇ」
僕「そうです。器具を使って肩こりをとるんです。今回お孫さんの伸二さんからおばあちゃんを紹介してもらって本当に伸二さんには感謝してますよ」
おばあちゃん「お宅さんのその健康器具はどんなものなのかね～？」
・・・肝心な孫の話にならずに健康器具の方に興味しんしんになっているじゃないか(;''∀'')
…めんどくさい…が、しかし孫の情報を得るためならと、、
僕「肩にですね、器具を取り付けて引っ張ることができるんですよ～」
などと適当なゴタクを並べ説明する…
おばあちゃん「ほぅ～効きそうな感じがするね～でも高そうだね～？」
・・ぼく、健康器具の営業のほうが向いてるのかな？？笑
大抵は申込書に記入してもらう親類への営業とみせかけた調査電話によって、本来の本人の姿を垣間見ることができることのほうが多い。
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2023/07/10